necoworld’s blog

横浜在住、アラフォー主婦です。日々思ったこと、経験したことをつづります。

ロードス島戦記⚔

f:id:necoworld:20201028065419j:plain

先日久しぶりに図書館に行きました。

図書館っていいですよね。

と言っても最近は本を読むことも減ってしまいました。出産してから集中力が無くなったような、集中できない環境もあり(子供とずっと一緒)遠ざかっていました。

 今思うと私の読書のきっかけは祖父だったような気がします。

両親が共働きだった私は放課後は祖父母の家で過ごしていました。そうすると祖父が町の小さな本屋に月に一度連れて行ってくれて好きな物を買ってくれます。毎月買っていたのが小学館から出ている「小学一年生」のシリーズ。少し大きくなると「りぼん」やら「なかよし」「ちゃお」のような少女漫画へ。並行して小学校の図書室で活字の本を読むように。図書カードを埋めるのが喜びになっていました。行動範囲が広がる小学中学年になると、祖父のおつかいで本屋へ行くようになります。定期購読していた「文藝春秋」を購入する時、店員さんに「おじいちゃん難しいの読むのね。」と言われて少し嬉しかったことを覚えています。

図書室や学級文庫の本ばかり読んでいた私にある日衝撃的な出会いがあります。前の席に座っていた子が本を貸してくれたのです。「ロードス島戦記」そう、和製ファンタジーの金字塔、ラノベの草分け的存在。内容は今となってほとんど覚えていないのですが(笑)読んだときに思ったのが”本ってこんなに面白くていいの⁉”ってことです。それまでどちらかといえば古典的な本を読んできていた私にとっては世界が一気に広がった一冊だったと認識しています。当時、角川から男子向けにでていたのがスニーカー文庫(「ロードス島戦記」も)。それに対して集英社から女子向けに出ていたのがコバルト文庫。私はこの後コバルト文庫にどっぷりはまっていきます。

 とりとめがなくなってしまいました。私の読書遍歴はまだまだ続きますがそれはまたいつか。何が言いたかったかというと、”また図書館に本を探しに行こう”ということでした。