オリエント急行殺人事件
今週のお題「最近見た映画」
映画館に行く事も最近は減りましたね。
行くとしたら子供を千葉の実家に預けて実家近くの映画館に観に行くという一日がかりの行事に。コロナで実家に行くのも制限されている今は家でHuluで鑑賞するというスタイルに落ち着きました。
で、最近何気なく観たのが「オリエント急行殺人事件」です。
原作はアガサ・クリスティ。読んだことがない人もタイトルくらいは聞いた事があるんじゃないでしょうか。私も原作を読んだのは10数年前。覚えているのは寝台列車の中で起こる殺人事件を名探偵ポアロが解決するというザックリとしたあらすじのみ。
映画公開の時にも気にはなっていたのですが、いかんせん千葉まで行くのは大変が勝って結局観ることはあきらめました。Huluで見かけたのでちょっと観てみようかと思ったらぐっと引き込まれましたね。吹き替えで観ていたので主役の方の声優(俳優)さんがちょっと癖が強いなと思いましたが、それでも最後は涙、涙、涙。あれ?アガサ・クリスティってこんな泣けるんだっけ?と自分でも驚きました。
内容はネタバレするので書きませんが、もし気になったら観て損はないと思います。見どころはストーリーはもちろんのこと、オリエント急行の豪華絢爛さです。オリエント急行は当時パリとイスタンブールを繋ぐヨーロッパを横断する寝台特急です。第二次世界大戦前までは上流階級や外交官、富裕層の乗り物でした。アガサ・クリスティが作品を発表したのが1934年なのでちょうどその頃の列車を描いていたと思われます。またアガサ・クリスティは、考古学者である夫マックス・マローワンが中東方面に赴く際に、たびたびシンプロン・オリエント急行に同伴して乗車したと言っているので作品に信憑性が増したともされています。
ちなみに今年の12月に続編の「ナイル川殺人事件」が公開されます(タイムリー!)
オリエント急行をポアロはナイル川で起きた事件を解決するために降りたのが前回のラストでした。今回は豪華クルーズ船で起こる密室殺人です。今度こそ映画館に観に行こうかな。絶対楽しめる気がします。
次回は、今私が欲しいホームシアターをご紹介したいと思います。